2013年の秋をギリギリで。
2013年11月18日
これは、四季ある日本の風情と言いましょうか
春と秋、桜と紅葉の季節には、
いつから、誰が考案して始めたのか知りませんが
気が付けば、クリスマスイルミネーションと同じく
風物詩となっていました。
ライトアップ。
以前に、京都の高台寺の紅葉のライトアップへ行った以来(相当前)
久しぶりに、滋賀の石山寺のライトアップへ行ってきました。
それも思いつきの勢いで行ったので、閉門時間までたった30分。
ちょろり~~と見ただけで終わってしまいましたが
閉門間近だったお蔭で、人も少なく2013年の秋をギリギリで楽しみました。
もう、今年は自宅近くの公園の紅葉を見るだけで終わりだと思っていたので
勢いであろうと、嬉しい誤算でした。
けれど、勢いで行ったのでカメラは携帯のものだけ。
その上、夜間・・・・まともな写真は撮れませんでしたが
それでも幾枚かは撮影。
だって、折角来たんだから・・・次は来年まで待たないといけないし。


今年は、10月に30度超えの日があったり
台風も多かったし、かと思えば急に寒くなったりで
秋らしい気候が少なかったせいか、若干、紅葉がイマイチのような気がしました。
朝晩の気温差と天気の良さで、紅葉が美しくなると聞いたことがあります。
今年は、そういう意味ではイマイチなのは仕方がないかもな。
でも、2013年の秋をギリギリで楽しむことができました。
この帰りに食べたうどん・・・・美味かった!(^0^)v
春と秋、桜と紅葉の季節には、
いつから、誰が考案して始めたのか知りませんが
気が付けば、クリスマスイルミネーションと同じく
風物詩となっていました。
ライトアップ。
以前に、京都の高台寺の紅葉のライトアップへ行った以来(相当前)
久しぶりに、滋賀の石山寺のライトアップへ行ってきました。
それも思いつきの勢いで行ったので、閉門時間までたった30分。
ちょろり~~と見ただけで終わってしまいましたが
閉門間近だったお蔭で、人も少なく2013年の秋をギリギリで楽しみました。
もう、今年は自宅近くの公園の紅葉を見るだけで終わりだと思っていたので
勢いであろうと、嬉しい誤算でした。
けれど、勢いで行ったのでカメラは携帯のものだけ。
その上、夜間・・・・まともな写真は撮れませんでしたが
それでも幾枚かは撮影。
だって、折角来たんだから・・・次は来年まで待たないといけないし。


今年は、10月に30度超えの日があったり
台風も多かったし、かと思えば急に寒くなったりで
秋らしい気候が少なかったせいか、若干、紅葉がイマイチのような気がしました。
朝晩の気温差と天気の良さで、紅葉が美しくなると聞いたことがあります。
今年は、そういう意味ではイマイチなのは仕方がないかもな。
でも、2013年の秋をギリギリで楽しむことができました。
この帰りに食べたうどん・・・・美味かった!(^0^)v
心震えること〜代受苦と写真〜
2013年02月18日
悲しくて涙が出るよりも、心が震えて涙が出る。
心が震えること・・・それは
美しい景色
圧倒的な大自然
心の琴線に触れた言葉
優しい気持ち
バームクーヘンは、心が震えると涙が出る。
滅多に泣かない人なのに、心が震えると自然に涙がポロリ。
その言葉と写真を見て、心が震えた。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
『「代受苦」という言葉がある。
それは、亡くなった人は生かされた人に代わって命を捧げた、という事。
だから生かされた人は、命を捧げた人の為にも
立ち上がり、元気に希望を持って生きていかねば
代わりに亡くなった人が嘆くのではないだろうか。』
こんな風な言葉が書かれていたその横に、一昨年の東日本大震災の被災者の写真があった。
カメラに笑顔を向ける人
犬を見ながら静かに涙する人
懸命に復興に力を注ぐ人
「今は笑えない」と手で顔をふさぐ人
代受苦の意味と、被災者の写真と、バームクーヘンの亡くなった兄への想いとで
自然に、目頭が熱くなった。
先日、滋賀県立近代美術館で開催中の写真展へ行ってきた。

ハービー山口写真展
写真家ハービー山口さんは、幼い頃に腰椎カリエスという病に侵され
長い間、絶望と挫折を繰り返す日々を送り、中学2年の時、写真と出会った。
やがて病から解放され、大学卒業後、単身ロンドンに渡りその後10年間を過ごす。
彼の写真のコンセプトは、「写真で人を笑顔に幸せにすること」
このテーマに絞って、彼はファインダーから様々なものを撮った。
今回の写真展は、被災地の写真だけでなく、彼が暮らしたロンドン
旅した東ヨーロッパ、帰国してから撮影した日本・・・
などなど、沢山の写真が見られる。
そのすべてが、白黒写真で沢山の人々が映っている。
もちろん景色もあるけれど、圧倒的に人が多い。
彼のコンセプトである「写真を通じて、人を幸せ」にするには
やはり「人」が必要なのだろうか。
様々な写真の中で、バームクーヘンの印象に残った写真は、
前述の被災地での写真の中にあった
「今は笑えない」と手で顔をふさいだおじいさんの写真
本土復帰前の沖縄に赴き撮影された、沖縄の子供たちの笑顔の写真
とても、いい写真展でした。
驚いた事に、山崎まさよし、ゆず、福山雅治、松任谷由美、尾崎豊・・・
芸能人も、プロモーション用のそれではない姿で撮影された写真があったこと。
写真が好きな方には、是非一度足を運んでいただけたら・・と。
バームクーヘンが見に行った日、ななんと!ハービー山口さんも来られていました。
現在、62歳。チョットロマンスグレーなおじ様でした。
写真集を買うとサインしてもらえたのですが、バームクーヘンはポストカードを・・・。

ポストカードには、サインははばかられました・・・。(笑)
でも、額に入れると絵になりそうないい感じです。
写真展は、滋賀県立近代美術館で3月31日まで開催中です。 続きを読む
心が震えること・・・それは
美しい景色
圧倒的な大自然
心の琴線に触れた言葉
優しい気持ち
バームクーヘンは、心が震えると涙が出る。
滅多に泣かない人なのに、心が震えると自然に涙がポロリ。
その言葉と写真を見て、心が震えた。
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
『「代受苦」という言葉がある。
それは、亡くなった人は生かされた人に代わって命を捧げた、という事。
だから生かされた人は、命を捧げた人の為にも
立ち上がり、元気に希望を持って生きていかねば
代わりに亡くなった人が嘆くのではないだろうか。』
こんな風な言葉が書かれていたその横に、一昨年の東日本大震災の被災者の写真があった。
カメラに笑顔を向ける人
犬を見ながら静かに涙する人
懸命に復興に力を注ぐ人
「今は笑えない」と手で顔をふさぐ人
代受苦の意味と、被災者の写真と、バームクーヘンの亡くなった兄への想いとで
自然に、目頭が熱くなった。
先日、滋賀県立近代美術館で開催中の写真展へ行ってきた。

ハービー山口写真展
写真家ハービー山口さんは、幼い頃に腰椎カリエスという病に侵され
長い間、絶望と挫折を繰り返す日々を送り、中学2年の時、写真と出会った。
やがて病から解放され、大学卒業後、単身ロンドンに渡りその後10年間を過ごす。
彼の写真のコンセプトは、「写真で人を笑顔に幸せにすること」
このテーマに絞って、彼はファインダーから様々なものを撮った。
今回の写真展は、被災地の写真だけでなく、彼が暮らしたロンドン
旅した東ヨーロッパ、帰国してから撮影した日本・・・
などなど、沢山の写真が見られる。
そのすべてが、白黒写真で沢山の人々が映っている。
もちろん景色もあるけれど、圧倒的に人が多い。
彼のコンセプトである「写真を通じて、人を幸せ」にするには
やはり「人」が必要なのだろうか。
様々な写真の中で、バームクーヘンの印象に残った写真は、
前述の被災地での写真の中にあった
「今は笑えない」と手で顔をふさいだおじいさんの写真
本土復帰前の沖縄に赴き撮影された、沖縄の子供たちの笑顔の写真
とても、いい写真展でした。
驚いた事に、山崎まさよし、ゆず、福山雅治、松任谷由美、尾崎豊・・・
芸能人も、プロモーション用のそれではない姿で撮影された写真があったこと。
写真が好きな方には、是非一度足を運んでいただけたら・・と。
バームクーヘンが見に行った日、ななんと!ハービー山口さんも来られていました。
現在、62歳。チョットロマンスグレーなおじ様でした。
写真集を買うとサインしてもらえたのですが、バームクーヘンはポストカードを・・・。

ポストカードには、サインははばかられました・・・。(笑)
でも、額に入れると絵になりそうないい感じです。
写真展は、滋賀県立近代美術館で3月31日まで開催中です。 続きを読む
タイガーコペンハーゲン
2013年01月27日

これ↑、3setで100円
ポストカードじゃなく、メッセージカード&封筒です。

これ↑、200円
表紙は、しっかりとした材質で中は罫線がひかれています。
システム手帳くらいの大きさです。
デンマークの100円shopと言われている「タイガーコペンハーゲン」で買いました。
ご存知でしょうか?この「タイガーコペンハーゲン」というお店を。
昨年、大阪・心斎橋のアメリカ村にOPENしたのですが
大勢のお客さんが殺到した為、入場制限がかかり
そしたら今度は商品不足になってしまい、一旦閉店し、
昨年の秋頃に再OPNしたイワクつきのお店です。
雑貨は大好きなので、以前から覗いてみたいなぁ〜と思っていて
やっと、念願叶いました。
お店自体はさほど大きくありませんが、
日本の100均よりもおしゃれでセンスがいい感じです。
そして、100円のものもありますが、200円300円400円・・と様々で
相対的に見てわりとお値打ち感もあり、cuteでカラフルな所は
さすが、北欧雑貨って感じです。
その日も結構のお客さんでしたが、それでも入場制限はありませんでした。
食器とか時計とかボウルとか計量機とか
時計とか文房具とかヘッドホンとかマウスとか
ラグとかストールとかアロマキャンドルとか
生活雑貨ばかりが、並んでいます。
上の写真のものが、トータル300円とは、なかなかいいお買い物ができました。
ちなみに、消費税込のお値段です。(^0^)v
普通のお店で買ったら、メッセージカード&封筒1つ分の値段かしら???
こういうお店へ行くと、とにかく無駄遣いしてしまいがちですが
バームクーヘンは、わりと冷静に見極めました。
だから、他のお客さんに比べて明らかに買う数は少なかったけれど
ほとんどのお客さんは、結構な量をお買い上げでした。
(だから、商品がなくなって一時閉店なんてことになってしまったのかしら?)
どんな物を選ぶか、それをどういう風に使うか・・
生活雑貨は、使う人のセンスが問われるます。
もし、新生活を始める方がいらしたら、
ニトリもいいですが、タイガーコペンハーゲンへも
是非、一度・・・・!
って、バームクーヘンは回し者ではありません。(笑)
<タイガーコペンハーゲンのホームページ>
http://www.tiger-stores.jp/
Blue World
2013年01月22日
OPENして、3月で丸1年。
OPEN当時は入場制限も出ていたそこは、京都初の施設。
そういえば・・・なかったな。
何となく、こういうのって海の近くっていうイメージがあるからな。
須磨とか志摩とか美ら海とか・・・。
はい、この3つに共通する言葉は何でしょう。
美ら海でもうバレバレですが、「水族館」です。
京都にも水族館ができたんです~。

流行りものや、最新モノには相当疎いバームクーヘンなので
京都水族館へも、先日やっとこさ行ってまいりました。
冬の寒い時期ならきっと少しはすいているだろう
皆な本気で寒いスキー場か寒さをしのげる映画館とかへ行くだろう
寒い時期を選んだのは賢明!!
では、なかった・・・・。(泣)
どんだけ~~っていう位の人人人・・・でした・・・。
が、まぁ入場制限がなかったしチケットも5分くらいで買えたから
すいていたほうか??(笑)
OPEN当時、こぞってテレビで報道されていたのを見ていたけれど
実際の迫力とか雰囲気とかは、行ってみないとわからないものです。
確かに街中にあるので、規模は小さいけれど
だからこそ、生き物に触れるコーナーがあったり、
珍しいオオサンショウウオは、しっかりと見られるし
カエルやへび、メダカといった身近な生き物も色々な種類が見られたり
間近で(動物園よりはるかに近い)色々なペンギンが見られたり
京都の里山の雰囲気が再現されていたり(水族館らしくない?)
チョットこだわりのある『京都にある水族館』でした。
中でも、バームクーヘンが見入ってしまったのがBlue World。

携帯カメラで下手くそ写真ですが、これはクラゲです。
きれいでした・・・・。
大きな水槽の中に、繊細な肢体を動かしている様子は
じ~~っと見入ってしまう美しさがありました。
こんな風に、クラゲに特化した水槽って初めて見ました。

クラゲは無脊椎動物なんですが、
地球上にある動物の97%は無脊椎動物なのだそうです。
我々人間は、残りの3%のごく僅かな脊椎動物なのです。
そのわりには、地球上で大きな顔をしていますなぁ・・・。
そして、メインの大水槽も、Blue World。

いかに人が多いかがおわかりいただけるでしょうか。(カメが泳いでいるのが見えますか?)

大きなエイが(種類もいっぱいいるのだ)悠々と泳いでいます。

それを、じ~っと見つめる兄弟。
これで、もう少し人が少なくて静かだったら、もっと長居していただろうけれど
魚たちよりも人間の数の方が多いように思えたので最後の方は、かなりスルー・・・(苦笑)
「やっぱり、平日に来るべきか?」そんな反省をしたのでありました。(笑)
極寒の平日なら、長居できるかな~。
OPEN当時は入場制限も出ていたそこは、京都初の施設。
そういえば・・・なかったな。
何となく、こういうのって海の近くっていうイメージがあるからな。
須磨とか志摩とか美ら海とか・・・。
はい、この3つに共通する言葉は何でしょう。
美ら海でもうバレバレですが、「水族館」です。
京都にも水族館ができたんです~。

流行りものや、最新モノには相当疎いバームクーヘンなので
京都水族館へも、先日やっとこさ行ってまいりました。
冬の寒い時期ならきっと少しはすいているだろう
皆な本気で寒いスキー場か寒さをしのげる映画館とかへ行くだろう
寒い時期を選んだのは賢明!!
では、なかった・・・・。(泣)
どんだけ~~っていう位の人人人・・・でした・・・。
が、まぁ入場制限がなかったしチケットも5分くらいで買えたから
すいていたほうか??(笑)
OPEN当時、こぞってテレビで報道されていたのを見ていたけれど
実際の迫力とか雰囲気とかは、行ってみないとわからないものです。
確かに街中にあるので、規模は小さいけれど
だからこそ、生き物に触れるコーナーがあったり、
珍しいオオサンショウウオは、しっかりと見られるし
カエルやへび、メダカといった身近な生き物も色々な種類が見られたり
間近で(動物園よりはるかに近い)色々なペンギンが見られたり
京都の里山の雰囲気が再現されていたり(水族館らしくない?)
チョットこだわりのある『京都にある水族館』でした。
中でも、バームクーヘンが見入ってしまったのがBlue World。

携帯カメラで下手くそ写真ですが、これはクラゲです。
きれいでした・・・・。
大きな水槽の中に、繊細な肢体を動かしている様子は
じ~~っと見入ってしまう美しさがありました。
こんな風に、クラゲに特化した水槽って初めて見ました。


クラゲは無脊椎動物なんですが、
地球上にある動物の97%は無脊椎動物なのだそうです。
我々人間は、残りの3%のごく僅かな脊椎動物なのです。
そのわりには、地球上で大きな顔をしていますなぁ・・・。
そして、メインの大水槽も、Blue World。

いかに人が多いかがおわかりいただけるでしょうか。(カメが泳いでいるのが見えますか?)

大きなエイが(種類もいっぱいいるのだ)悠々と泳いでいます。

それを、じ~っと見つめる兄弟。
これで、もう少し人が少なくて静かだったら、もっと長居していただろうけれど
魚たちよりも人間の数の方が多いように思えたので最後の方は、かなりスルー・・・(苦笑)
「やっぱり、平日に来るべきか?」そんな反省をしたのでありました。(笑)
極寒の平日なら、長居できるかな~。
『青の時間』という瞬間
2013年01月14日
初めて彼女の木版画を見たのは、わが町から少し離れた場所にある
公の施設のロビーのような場所で開催されていた、展覧会だった。
その優しいぬくもりのある色鮮やかな木版画を見ていると、心が暖かくなった。
その時の作品は、開催場所を考慮していたのか
湖国(滋賀県)の風景や四季の花など
身近なものが多かったのを今も覚えている。
もちろん、その場所に彼女はいらして、少しだけお話もさせて頂いた。
あれは、もう2年以上前だろうか。
そんな優しいインパクトを残した彼女の作品にまた、触れる機会があった。
先日、京都の小さな古書店で開かれていた彼女の個展に行ってきた。


「空」と「樹」をテーマにした木版画の数々。
相変わらず優しいぬくもりのある作品達は、どれもとても素敵で
その中でもバームクーヘンが気に入ったのは、『青の時間』という作品。
大きな樹が、昼から夜へと繋がる一瞬(青の時間)に、
家の灯りと月の明りを受けて浮き彫りになった
とても印象的で魅力的な作品。
その瞬間を「青の時間」と感じる感性に、とても共感を覚えた。
当たり前の日々の当たり前の一瞬に、心を奪われるその感性。
とても素敵だな・・・。
この日も彼女はいらして、また少しだけお話もできた。
絶対に覚えておられるはずないのだけど、
2年前に見た展覧会のことを言えばよかったのに、
ぶっ飛んでしまった・・。(笑)
他の作品には値段が付いていたのに、
バームクーヘンが気に入った「青の時間」だけは、何故か、非売品だった。
「何故ですか?」と尋ねたら
「古い作品で、きれいに刷られた原画が残り少ないから」とのこと。
バームクーヘン同様、この作品が気に入った方が沢山いらして
原画はその方々の家々の壁に、飾られているのでしょう。
残念だな・・・と思ったけど、自宅に帰って気がついた。
私は、ちゃんと「青の時間」を手元に持っていたことを。
先日、友人からプレゼントしてもらった彼女の木版画&詩集に
その作品が、あった・・・。
彼女の名前は、ひらやま なみさん
ひらや まなみさんでは、ない。
旧姓は、椿 なみさん。
この宝塚の女優さんのような旧姓を何故知っているかというと、
その答えは、この本の中にある。

残念ながら、京都での展覧会は昨日の13日で終了しました。

続きを読む
公の施設のロビーのような場所で開催されていた、展覧会だった。
その優しいぬくもりのある色鮮やかな木版画を見ていると、心が暖かくなった。
その時の作品は、開催場所を考慮していたのか
湖国(滋賀県)の風景や四季の花など
身近なものが多かったのを今も覚えている。
もちろん、その場所に彼女はいらして、少しだけお話もさせて頂いた。
あれは、もう2年以上前だろうか。
そんな優しいインパクトを残した彼女の作品にまた、触れる機会があった。
先日、京都の小さな古書店で開かれていた彼女の個展に行ってきた。


「空」と「樹」をテーマにした木版画の数々。
相変わらず優しいぬくもりのある作品達は、どれもとても素敵で
その中でもバームクーヘンが気に入ったのは、『青の時間』という作品。
大きな樹が、昼から夜へと繋がる一瞬(青の時間)に、
家の灯りと月の明りを受けて浮き彫りになった
とても印象的で魅力的な作品。
その瞬間を「青の時間」と感じる感性に、とても共感を覚えた。
当たり前の日々の当たり前の一瞬に、心を奪われるその感性。
とても素敵だな・・・。
この日も彼女はいらして、また少しだけお話もできた。
絶対に覚えておられるはずないのだけど、
2年前に見た展覧会のことを言えばよかったのに、
ぶっ飛んでしまった・・。(笑)
他の作品には値段が付いていたのに、
バームクーヘンが気に入った「青の時間」だけは、何故か、非売品だった。
「何故ですか?」と尋ねたら
「古い作品で、きれいに刷られた原画が残り少ないから」とのこと。
バームクーヘン同様、この作品が気に入った方が沢山いらして
原画はその方々の家々の壁に、飾られているのでしょう。
残念だな・・・と思ったけど、自宅に帰って気がついた。
私は、ちゃんと「青の時間」を手元に持っていたことを。
先日、友人からプレゼントしてもらった彼女の木版画&詩集に
その作品が、あった・・・。
彼女の名前は、ひらやま なみさん
ひらや まなみさんでは、ない。
旧姓は、椿 なみさん。
この宝塚の女優さんのような旧姓を何故知っているかというと、
その答えは、この本の中にある。
残念ながら、京都での展覧会は昨日の13日で終了しました。
青の時間
昼のものでもない
夜のものでもない
空の青
日が落ちて 西の空
染まった色が落ちていく
銀色の月が輝きだす
一番星に二番星
昼の国から夜の国へ
国境を越える
緊張の一瞬
昼のものでもない
夜のものでもない
青の時間
昼のものでもない
夜のものでもない
空の青
日が落ちて 西の空
染まった色が落ちていく
銀色の月が輝きだす
一番星に二番星
昼の国から夜の国へ
国境を越える
緊張の一瞬
昼のものでもない
夜のものでもない
青の時間

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