旅の思い出深く~スラブ叙事詩と出会う~
2013年05月05日
この3月に、京都でミュシャの展覧会がありました。

母が、この展覧会のチケットを一枚(だけかい!?)頂いたそうで
こっそり、私に内緒で見に行った後、
「ミュシャよかったよ~。」と、自慢気に私に話してくれました。
この絵、ミュシャという画家の名前は知らなくても
ポスターなどでもよく見かけるし、「あ~知っている!」という方も多いはず。
このミュシャは、チェコの人だったのです・・・というのを最近、知ったバームクーヘン。
今回、プラハを旅するにあたり、時間があればミュシャ美術館へ行きたいな~と
思っていたのですが、残念ながら時間切れ・・・というよりも、
この代表的なミュシャの作品ではなく、全く違うミュシャの作品を目にすることができ、
今回の旅行の中でも、とても思い出深いものとなりました。
それは、ミュシャが18年もの歳月をかけて描いた『スラブ叙事詩』という大作、全20点。
プラハを訪れる人の多くが、ミュシャ美術館へ行くのだそうですが
今回は、そこではなく、
『スラブ叙事詩』の展覧会が開かれている、プラハ国立美術館へ。

多分、プラハ在住の元同僚がいなければ、行けなかっただろうけれど
私がプラハを訪れた時に、たまたま会期中だったので、
大作20点を一度に見る機会はなかなかないだろう・・・ということで
こちらを見ることにしました。
特に、絵画に造詣が深い訳ではありません。
画なんて・・・めっちゃ、下手くそです。
それでも、絵を見るのは好きなんです。
その絵を見て、色々な事を想像しながら見るのがとても好きなんです。
その20点の作品は、どれもこれも大きくて・・・ともすれば絵に酔ってしまうほど。
(過去に、NYのメトロポリタン美術館で大作に酔ってしまった苦い経験あり。)
が、天井が高く、大きな場所で、いい感じのゆとりを持って展示されていたこと
人が、とても少なくて、静かで、とても見やすかったこと
などなど、いい条件が沢山あって、どれもこれも長くじっくりと堪能することができました。
嬉しい事がもうひとつ・・・それは写真撮影ができたこと。
もちろんフラッシュはダメですが、撮影はOKなので
全20作品を撮り、感動を持って帰ってきたつもりですが、
やはり写真よりも、実物を見た方がいいですね・・・。
ちなみに、どれくらい大きいかといいますと・・・・こんな感じ。

6M×8Mくらいあるそうな・・・・デカい。
ちなみに『スラブ叙事詩』については、検索エンジンで調べてね。
簡単に言うと、画家ミュシャがスラブの歴史を画にしたものです。
前述の通り、18年の歳月をかけて描かれたのですが、
単純計算すると、1年で1枚以上を書き上げているのです。
ものすごいスピードですが、絵はとても繊細です。
画の全体とか、その迫力は、やはり実物を見るべきだと思いますが
その細かな部分も、何せ撮影OKですから、少し撮りました。

その画が描かれた背景は、悲しい歴史ですが
その画に描かれた人々は、とても繊細で美しいものでした。
中でも、心魅かれた画には長い間立ち止まって見入ってしまいました。
何だか、パワーをもらえそうな・・・・そんな気がして。
たまたま、プラハを訪れた時にこの展覧会が開かれていたのも、何かの縁。
スラブの歴史を知り、絵画の迫力に圧倒され、力強いパワーをもらい、思い出として深く残りました。

スラブ賛歌 続きを読む

母が、この展覧会のチケットを一枚(だけかい!?)頂いたそうで
こっそり、私に内緒で見に行った後、
「ミュシャよかったよ~。」と、自慢気に私に話してくれました。
この絵、ミュシャという画家の名前は知らなくても
ポスターなどでもよく見かけるし、「あ~知っている!」という方も多いはず。
このミュシャは、チェコの人だったのです・・・というのを最近、知ったバームクーヘン。
今回、プラハを旅するにあたり、時間があればミュシャ美術館へ行きたいな~と
思っていたのですが、残念ながら時間切れ・・・というよりも、
この代表的なミュシャの作品ではなく、全く違うミュシャの作品を目にすることができ、
今回の旅行の中でも、とても思い出深いものとなりました。
それは、ミュシャが18年もの歳月をかけて描いた『スラブ叙事詩』という大作、全20点。
プラハを訪れる人の多くが、ミュシャ美術館へ行くのだそうですが
今回は、そこではなく、
『スラブ叙事詩』の展覧会が開かれている、プラハ国立美術館へ。

多分、プラハ在住の元同僚がいなければ、行けなかっただろうけれど
私がプラハを訪れた時に、たまたま会期中だったので、
大作20点を一度に見る機会はなかなかないだろう・・・ということで
こちらを見ることにしました。
特に、絵画に造詣が深い訳ではありません。
画なんて・・・めっちゃ、下手くそです。
それでも、絵を見るのは好きなんです。
その絵を見て、色々な事を想像しながら見るのがとても好きなんです。
その20点の作品は、どれもこれも大きくて・・・ともすれば絵に酔ってしまうほど。
(過去に、NYのメトロポリタン美術館で大作に酔ってしまった苦い経験あり。)
が、天井が高く、大きな場所で、いい感じのゆとりを持って展示されていたこと
人が、とても少なくて、静かで、とても見やすかったこと
などなど、いい条件が沢山あって、どれもこれも長くじっくりと堪能することができました。
嬉しい事がもうひとつ・・・それは写真撮影ができたこと。
もちろんフラッシュはダメですが、撮影はOKなので
全20作品を撮り、感動を持って帰ってきたつもりですが、
やはり写真よりも、実物を見た方がいいですね・・・。
ちなみに、どれくらい大きいかといいますと・・・・こんな感じ。

6M×8Mくらいあるそうな・・・・デカい。
ちなみに『スラブ叙事詩』については、検索エンジンで調べてね。
簡単に言うと、画家ミュシャがスラブの歴史を画にしたものです。
前述の通り、18年の歳月をかけて描かれたのですが、
単純計算すると、1年で1枚以上を書き上げているのです。
ものすごいスピードですが、絵はとても繊細です。
画の全体とか、その迫力は、やはり実物を見るべきだと思いますが
その細かな部分も、何せ撮影OKですから、少し撮りました。




その画が描かれた背景は、悲しい歴史ですが
その画に描かれた人々は、とても繊細で美しいものでした。
中でも、心魅かれた画には長い間立ち止まって見入ってしまいました。
何だか、パワーをもらえそうな・・・・そんな気がして。
たまたま、プラハを訪れた時にこの展覧会が開かれていたのも、何かの縁。
スラブの歴史を知り、絵画の迫力に圧倒され、力強いパワーをもらい、思い出として深く残りました。

スラブ賛歌
プラハはオレンジ色
2013年05月04日
屋根がね、決まり事なのかしら?と思うほど、みんなオレンジ色なんです。
個性ないじゃん〜と思ってしまうけれど、全然、そんな事なくて
街全体を見渡すと、とても統一感があって、けれど画一的でもなくて
個性もありながら、景観を美しくさせてしまう魔法のような・・・そんな街。
それが、プラハの街。
この3つの写真は、山手にあるプラハ城から見たプラハ市街のもの。



建物の壁の色は、白だったり薄いグリーンや黄色や
パステルピンクやパステルオレンジなどがあるのだけど・・・
屋根は、オレンジなのですね〜。
プラハ城は、ブルタバ川を挟んでこんな所にあります。奥に小さく見えるのが、プラハ城です。

↓これは、カレル橋から見たプラハ城

どの角度から見ても、プラハの街がオレンジ色に見えます。
(微妙にブルーの屋根もあるが・・汗)
逆に、プラハ城の屋根はオンレンジではないので、
古めかしく見え、違う意味で目立ちます。
プラハの街はプラハ城に見下ろされるようあります。
そして、ブルダバ川がその間を縫うように流れています。
カレル橋を含め、いくつもの橋がプラハ城と市街との間にかかっています。
その橋には、自動車も自転車も電車も走り、もちろん歩く人も大勢います。
その昔、プラハ城で政治が行われていた頃も、
同じようにオレンジの屋根の建物があり、人々が橋を渡り
ブルダバ川が、流れていたはずです。
その光景は、21世紀の今も変わりませんでした・・・・。
『百塔の街』 プラハはこのように形容されます。

奇跡的に撮れた、夜のプラハ城をカレル橋から。 続きを読む
個性ないじゃん〜と思ってしまうけれど、全然、そんな事なくて
街全体を見渡すと、とても統一感があって、けれど画一的でもなくて
個性もありながら、景観を美しくさせてしまう魔法のような・・・そんな街。
それが、プラハの街。
この3つの写真は、山手にあるプラハ城から見たプラハ市街のもの。



建物の壁の色は、白だったり薄いグリーンや黄色や
パステルピンクやパステルオレンジなどがあるのだけど・・・
屋根は、オレンジなのですね〜。
プラハ城は、ブルタバ川を挟んでこんな所にあります。奥に小さく見えるのが、プラハ城です。

↓これは、カレル橋から見たプラハ城

どの角度から見ても、プラハの街がオレンジ色に見えます。
(微妙にブルーの屋根もあるが・・汗)
逆に、プラハ城の屋根はオンレンジではないので、
古めかしく見え、違う意味で目立ちます。
プラハの街はプラハ城に見下ろされるようあります。
そして、ブルダバ川がその間を縫うように流れています。
カレル橋を含め、いくつもの橋がプラハ城と市街との間にかかっています。
その橋には、自動車も自転車も電車も走り、もちろん歩く人も大勢います。
その昔、プラハ城で政治が行われていた頃も、
同じようにオレンジの屋根の建物があり、人々が橋を渡り
ブルダバ川が、流れていたはずです。
その光景は、21世紀の今も変わりませんでした・・・・。
『百塔の街』 プラハはこのように形容されます。

奇跡的に撮れた、夜のプラハ城をカレル橋から。 続きを読む
石畳の道~プラハの街角~
2013年04月29日
プラハはというより、ヨーロッパは石畳の道が多い。
アスファルトの道に慣れているバームクーヘンにとって
この石畳の道は、とても趣があって雰囲気があってレトロ感もあって
とても、いい感じに思える。
が、実際は踵の高い靴、ピンヒールは相当歩き辛い。
ペタンコの靴でも、ダイレクトに凸凹が伝わってきて、結構、疲れる。
車いすや足の不自由な方々にとっては、かなり辛いと想像できる。
それでも、石畳の道は変わらずにある。
そういう文化なのだと思う。
だから、車いすの方も足の不自由な方もそれを受け入れて生活しておられた。
バームクーヘンは、有難いことに健脚なのでこの石畳の道はとても素敵な道に思えた。

これは、ひとつの大きな石畳の道です。
両サイド(左右)の石畳と中央(車道部分)とで石の配列が違うのです。
ともすれば、通り過ぎてしまう所でしたが、バームクーヘンはとても目につき
思わず、シャッターを切りました。
変わってる~でも、全然、違和感がない。
むしろ、とっても素敵~~♪
あえて、左右の石の配列を変えデザイン性を出している所、にくいじゃないですか!
それにしても、誰がこんな風に作ったのでしょうか。
そして、明らかにアスファルトの道路よりも時間も労力もかかると思われる
この石畳の道を大事にしているヨーロッパの人々に敬服します。
そして、そんな石畳の道の中でもいい感じに撮れた「奇跡の一枚」(笑)が、これです。

ポストカード用紙に印刷すると、結構、雰囲気が出るんです!
ホンマイカイナ!
あっ非売品ですから! って、誰もいらんか・・・。
プラハの街は、とてもっゆっくりと穏やかに流れている感じがしました。
特に写真のような、路地っぽい所を歩いていると、それを感じました。
誰もセカセカしてないし、動きも何となくゆっくりで穏やかな感じです。
そこに住む人は当たり前の景色でも、日本からやってきたバームクーヘンは
どれもが絵になるような景色で、立ち止まっては写真、立ち止まっては写真。
そりゃ、600枚も撮る訳だ。
どこまでも続く石畳の道・・・・
足は疲れたけれどもっともっと歩いてみたい・・・・そんな街です。 続きを読む
アスファルトの道に慣れているバームクーヘンにとって
この石畳の道は、とても趣があって雰囲気があってレトロ感もあって
とても、いい感じに思える。
が、実際は踵の高い靴、ピンヒールは相当歩き辛い。
ペタンコの靴でも、ダイレクトに凸凹が伝わってきて、結構、疲れる。
車いすや足の不自由な方々にとっては、かなり辛いと想像できる。
それでも、石畳の道は変わらずにある。
そういう文化なのだと思う。
だから、車いすの方も足の不自由な方もそれを受け入れて生活しておられた。
バームクーヘンは、有難いことに健脚なのでこの石畳の道はとても素敵な道に思えた。



これは、ひとつの大きな石畳の道です。
両サイド(左右)の石畳と中央(車道部分)とで石の配列が違うのです。
ともすれば、通り過ぎてしまう所でしたが、バームクーヘンはとても目につき
思わず、シャッターを切りました。
変わってる~でも、全然、違和感がない。
むしろ、とっても素敵~~♪
あえて、左右の石の配列を変えデザイン性を出している所、にくいじゃないですか!
それにしても、誰がこんな風に作ったのでしょうか。
そして、明らかにアスファルトの道路よりも時間も労力もかかると思われる
この石畳の道を大事にしているヨーロッパの人々に敬服します。
そして、そんな石畳の道の中でもいい感じに撮れた「奇跡の一枚」(笑)が、これです。

ポストカード用紙に印刷すると、結構、雰囲気が出るんです!
ホンマイカイナ!
あっ非売品ですから! って、誰もいらんか・・・。
プラハの街は、とてもっゆっくりと穏やかに流れている感じがしました。
特に写真のような、路地っぽい所を歩いていると、それを感じました。
誰もセカセカしてないし、動きも何となくゆっくりで穏やかな感じです。
そこに住む人は当たり前の景色でも、日本からやってきたバームクーヘンは
どれもが絵になるような景色で、立ち止まっては写真、立ち止まっては写真。
そりゃ、600枚も撮る訳だ。
どこまでも続く石畳の道・・・・
足は疲れたけれどもっともっと歩いてみたい・・・・そんな街です。 続きを読む
念願のカレル橋へ~番行きたかった場所~
2013年04月27日
ウィーンとプラハを旅すると決めた時、どこよりも一番に行きたいと思っていた場所は
チェコのプラハにある、カレル橋という所。
そこは家宝である小説『プラハの春』を読んで初めて知った場所です。
もし、この小説を読むことがなければ、
チェコにカレル橋があることも、プラハという街に興味を持つことも、なかったような気がします。
この本を読んだ時は、元同僚と出会う前で別の会社で働いていました。
まさかその後、新たな会社で元同僚と出会い一緒に仕事をし
彼女がプラハへ移住し、そして私が訪れることになるなんて・・・
想像できるはずが、ありません・・・・。
人生における出来事は、すべて繋がっているのでしょうか・・・・・?
------------------------------------------------------------------
小説『プラハの春』の中で、主人公の若き外交官が
彼の愛するカテリーナの一人娘シルビアとカレル橋を歩くシーンがあります。
そのシーンに登場するのが、カレル橋の30ある彫像の中の「聖ザビエル像」の前。
その実物を、この目で見て、そして写真も。
なんてこのない、他の像より特に目立つ訳ではありません。
が、やはり感慨深い・・・のでした。(*^_^*)
カレル橋はプラハの観光地の代名詞で、オンシーズンになると歩けない程の人になるそうです。
もちろん、世界遺産です。
バームクーヘンが行った4月の半ばは、オンシーズンの一歩手前だったお蔭で
歩けない程の人混みはなく、30ある彫像のすべてを写真におさめることができました。

と、思っていたのに写真をチェックすると、どうしてもひとつ足りない・・・。
ミスったようです、ひとつだけ撮り忘れあり。(無念)
この無念を晴らすべく、いつか、また、カレル橋へ・・・。
これで、再度、行く理由ができました。(笑)
想像していたカレル橋は、もっと幅があって長いと思っていたのですが
実際は、とてもこじんまりとしてゆっくり歩いても7,8分もあれば渡れる程でした。
その間に、ほぼ等間隔の左右に、彫像が30あります。
それぞれに名前と意味がありますが、そこまでは勉強しておりません。
とにかく、カレル橋を渡りブルタバ川を眺めたかったのです。

まぁ、京都で言う四条大橋的な感じでしょうか。
市民の為の橋であり、鴨川を眺める絶好なポイントであり・・・・。
五条大橋にある牛若丸と弁慶の像が30ある・・・みたいな?(違う?笑)
それでも、歴史と趣と川の大きさは負けてます。世界遺産指定という所も。
そんなカレル橋は、やはり観光地なので色々なお店や音楽を奏でる人が沢山。
中でも、彼はカレル橋ではチョット有名人なのだとか。(プラハ在住元同僚曰く)

彼が持っている機械をクルクル回すと、とても軽快でレトロな音楽が流れてきます。
カーネルサンダースかと思いました。ぷぷ。

↑この楽団はもちろん、チップを入れるBOXもありますが、CDも発売中。
なかなか、いい雰囲気だしてました。
オンシーズンは、歩けない程の人ですが、真冬は、ほぼ、無人になるそうです。
寒さ厳しいチェコは、真冬はマイナス10度は当たり前で、
プラハ在住3年目の元同僚は、最高でマイナス17度を経験したそう・・・。
その時は、吐く息が髪について凍る・・という
まつ毛が凍るという・・・鼻水が凍るという・・・経験ありません。
そんな真冬のカレル橋を撮影した写真を売っている男性がいました。
他にも色々な写真があったのだけど、真冬のカレル橋の写真に一番、魅かれました。
彫像が雪と氷で固まっている感じ。(もともと動かないのだけど)
痛い程の寒さが、その彫像に霜柱が付き
生きていないのに寒そうな顔に見える彫像の表情が
とてもリアルに伝わってきて、より一層、プラハの寒さを感じさせました。
プロのカメラマンだというそのお店の彼と少しだけ、話しました。
素敵な写真だったけど、チョットお高いのと大きすぎ・・・・。
部屋に飾るには、チョット寒々しいので買いませんでした。(苦笑)
でも、これを撮影した時の体感温度は、きっとマイナス25度くらいのはず。
だって、ブルタバ川からの風を受けるカレル橋の上はきっと、気温以上に寒かったはずです。
NHKの「名曲アルバム」でよく流れていたスメタナ作曲の
「我が祖国 モルダウ(ブルタバ)」という曲をご存じでしょうか。
題名と作曲家を聞いてもわからなくても、その曲を聴けばきっと
「あ~~~知っている!」と思うと思います。
その優しく穏やかな旋律は、私がプラハで一番行きたかったカレル橋から見る
ブルタバ川の流れと、全く同じでした・・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=xihiNhEqt6Y&feature=player_embedded
You Tube サイトより。
穏やかに流れるブルタバ川は、社会主義国としての悲しい歴史を静観し
多くの人々の生死や戦いを受け止めてきました。
そして今も、あの時と変わらず、黙々と同じように流れています。
小説『ブラハの春』の冒頭に、こんな一文があります。
(1968年に起きた「プラハの春」民主化運動に対抗して、
ワルシャワ条約軍がプラハを席巻し、その事を外交官が、日本へ報告した際の文)
「静かな美しいプラハの市街は、一夜にして
硝煙と戦車の走る轟音と学生のシュプレヒコールに包まれてしまった。
いつも微笑みを忘れなかったドゥプチェクはどこへ行ったのか。
チェコスロバキアは自らの統制力を失った。
変わらないのは、ブルタバの静かな流れのみである。」
チェコのプラハにある、カレル橋という所。
そこは家宝である小説『プラハの春』を読んで初めて知った場所です。
もし、この小説を読むことがなければ、
チェコにカレル橋があることも、プラハという街に興味を持つことも、なかったような気がします。
この本を読んだ時は、元同僚と出会う前で別の会社で働いていました。
まさかその後、新たな会社で元同僚と出会い一緒に仕事をし
彼女がプラハへ移住し、そして私が訪れることになるなんて・・・
想像できるはずが、ありません・・・・。
人生における出来事は、すべて繋がっているのでしょうか・・・・・?
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小説『プラハの春』の中で、主人公の若き外交官が
彼の愛するカテリーナの一人娘シルビアとカレル橋を歩くシーンがあります。
そのシーンに登場するのが、カレル橋の30ある彫像の中の「聖ザビエル像」の前。
その実物を、この目で見て、そして写真も。

なんてこのない、他の像より特に目立つ訳ではありません。
が、やはり感慨深い・・・のでした。(*^_^*)
カレル橋はプラハの観光地の代名詞で、オンシーズンになると歩けない程の人になるそうです。
もちろん、世界遺産です。
バームクーヘンが行った4月の半ばは、オンシーズンの一歩手前だったお蔭で
歩けない程の人混みはなく、30ある彫像のすべてを写真におさめることができました。

と、思っていたのに写真をチェックすると、どうしてもひとつ足りない・・・。
ミスったようです、ひとつだけ撮り忘れあり。(無念)
この無念を晴らすべく、いつか、また、カレル橋へ・・・。
これで、再度、行く理由ができました。(笑)
想像していたカレル橋は、もっと幅があって長いと思っていたのですが
実際は、とてもこじんまりとしてゆっくり歩いても7,8分もあれば渡れる程でした。
その間に、ほぼ等間隔の左右に、彫像が30あります。
それぞれに名前と意味がありますが、そこまでは勉強しておりません。
とにかく、カレル橋を渡りブルタバ川を眺めたかったのです。

まぁ、京都で言う四条大橋的な感じでしょうか。
市民の為の橋であり、鴨川を眺める絶好なポイントであり・・・・。
五条大橋にある牛若丸と弁慶の像が30ある・・・みたいな?(違う?笑)
それでも、歴史と趣と川の大きさは負けてます。世界遺産指定という所も。
そんなカレル橋は、やはり観光地なので色々なお店や音楽を奏でる人が沢山。
中でも、彼はカレル橋ではチョット有名人なのだとか。(プラハ在住元同僚曰く)

彼が持っている機械をクルクル回すと、とても軽快でレトロな音楽が流れてきます。
カーネルサンダースかと思いました。ぷぷ。

↑この楽団はもちろん、チップを入れるBOXもありますが、CDも発売中。
なかなか、いい雰囲気だしてました。
オンシーズンは、歩けない程の人ですが、真冬は、ほぼ、無人になるそうです。
寒さ厳しいチェコは、真冬はマイナス10度は当たり前で、
プラハ在住3年目の元同僚は、最高でマイナス17度を経験したそう・・・。
その時は、吐く息が髪について凍る・・という
まつ毛が凍るという・・・鼻水が凍るという・・・経験ありません。
そんな真冬のカレル橋を撮影した写真を売っている男性がいました。
他にも色々な写真があったのだけど、真冬のカレル橋の写真に一番、魅かれました。
彫像が雪と氷で固まっている感じ。(もともと動かないのだけど)
痛い程の寒さが、その彫像に霜柱が付き
生きていないのに寒そうな顔に見える彫像の表情が
とてもリアルに伝わってきて、より一層、プラハの寒さを感じさせました。
プロのカメラマンだというそのお店の彼と少しだけ、話しました。
素敵な写真だったけど、チョットお高いのと大きすぎ・・・・。
部屋に飾るには、チョット寒々しいので買いませんでした。(苦笑)
でも、これを撮影した時の体感温度は、きっとマイナス25度くらいのはず。
だって、ブルタバ川からの風を受けるカレル橋の上はきっと、気温以上に寒かったはずです。
NHKの「名曲アルバム」でよく流れていたスメタナ作曲の
「我が祖国 モルダウ(ブルタバ)」という曲をご存じでしょうか。
題名と作曲家を聞いてもわからなくても、その曲を聴けばきっと
「あ~~~知っている!」と思うと思います。
その優しく穏やかな旋律は、私がプラハで一番行きたかったカレル橋から見る
ブルタバ川の流れと、全く同じでした・・・・。
http://www.youtube.com/watch?v=xihiNhEqt6Y&feature=player_embedded
You Tube サイトより。
穏やかに流れるブルタバ川は、社会主義国としての悲しい歴史を静観し
多くの人々の生死や戦いを受け止めてきました。
そして今も、あの時と変わらず、黙々と同じように流れています。
小説『ブラハの春』の冒頭に、こんな一文があります。
(1968年に起きた「プラハの春」民主化運動に対抗して、
ワルシャワ条約軍がプラハを席巻し、その事を外交官が、日本へ報告した際の文)
「静かな美しいプラハの市街は、一夜にして
硝煙と戦車の走る轟音と学生のシュプレヒコールに包まれてしまった。
いつも微笑みを忘れなかったドゥプチェクはどこへ行ったのか。
チェコスロバキアは自らの統制力を失った。
変わらないのは、ブルタバの静かな流れのみである。」
ポストカードな風景
2013年04月26日
旅をすると必ずと言っていいほど、ポストカードを買います。
「お土産は何がいい?」と聞かれると、「ポストカードがいい」と言います。
何故か、ポストカードはとても好きです。
旅をすると、もちろん写真は沢山撮りますが、やはり素人写真では
なかなか臨場感も迫力も、うまく撮れないものです。
そんなバームクーヘンの撮影技術では、うまく撮れない風景や建物も
プロのカメラマンが撮影したポストカードを買って帰って
それをアルバム中に紛れ込ませれば、自分の写真もグレードアップ!
えっ違う?でも、いい思い出にはなります・・・・。
他にも旅の報告がてら、友人にハガキを送ったり
メッセージカードとして利用したりもできるので
写真や画などのポストカードは必ずget !が信条です。
今回のウィーンとプラハの旅でも、もちろんgetしました。
自分で撮影した写真にプラスすれば、迫力倍増間違いなし!

↑これらの一部は、アルバムに貼る予定です。
今回は、チョット頑張ってアルバムとphoto bookを作ろうと思っています。
撮影枚数は600枚を超えているので、整理しながら写真を選んでいくので
出来上がりまでには、まだまだ時間がかかりそうですが。
まぁ、期限はないので・・ぼちぼちやっていくつもりです。
今回の600枚の写真の中には、奇跡のような写真も何枚か撮れました。(笑)
「奇跡」とは、オーバーに聞こえるかもしれませんが
数を打ったので偶然にもポストカードっぽい写真が撮れました、ってこと。(と、自画自賛)
それを「奇跡のような写真」と呼ぶことにしました。(笑)
これは、ヨーロッパの石畳の道や日本にはない外観の建物や青空や太陽が、
とてもいい感じに作用し、そしてポストカードな風景になってくれたのです。
写真を整理しながら、600枚余りの写真達を見ていて、
自宅にあるポストカード用紙で印刷してみたら
意外にいい感じ(←自画自賛)だったので
お友達にチョット見せたら、褒められました。(^0^)v
その上、煽て上手なお友達は、「部屋の壁に飾るから、他にもあれば頂戴~」と。
木に登るタイプです。スイマセン・・・(笑)
せっせと、他にもないかと探してプリントしちゃいました。
スイマセン・・・・。でも、嬉しい。
という訳で、それがこっち。↓

友人にあげる前に、携帯で撮影。 ブログに書く魂胆が丸見えですが。(笑)
あっ!しまった・・・。「photo by baumkuchen」って、書けばよかった。
って、非売品です。(笑) 続きを読む
「お土産は何がいい?」と聞かれると、「ポストカードがいい」と言います。
何故か、ポストカードはとても好きです。
旅をすると、もちろん写真は沢山撮りますが、やはり素人写真では
なかなか臨場感も迫力も、うまく撮れないものです。
そんなバームクーヘンの撮影技術では、うまく撮れない風景や建物も
プロのカメラマンが撮影したポストカードを買って帰って
それをアルバム中に紛れ込ませれば、自分の写真もグレードアップ!
えっ違う?でも、いい思い出にはなります・・・・。
他にも旅の報告がてら、友人にハガキを送ったり
メッセージカードとして利用したりもできるので
写真や画などのポストカードは必ずget !が信条です。
今回のウィーンとプラハの旅でも、もちろんgetしました。
自分で撮影した写真にプラスすれば、迫力倍増間違いなし!

↑これらの一部は、アルバムに貼る予定です。
今回は、チョット頑張ってアルバムとphoto bookを作ろうと思っています。
撮影枚数は600枚を超えているので、整理しながら写真を選んでいくので
出来上がりまでには、まだまだ時間がかかりそうですが。
まぁ、期限はないので・・ぼちぼちやっていくつもりです。
今回の600枚の写真の中には、奇跡のような写真も何枚か撮れました。(笑)
「奇跡」とは、オーバーに聞こえるかもしれませんが
数を打ったので偶然にもポストカードっぽい写真が撮れました、ってこと。(と、自画自賛)
それを「奇跡のような写真」と呼ぶことにしました。(笑)
これは、ヨーロッパの石畳の道や日本にはない外観の建物や青空や太陽が、
とてもいい感じに作用し、そしてポストカードな風景になってくれたのです。
写真を整理しながら、600枚余りの写真達を見ていて、
自宅にあるポストカード用紙で印刷してみたら
意外にいい感じ(←自画自賛)だったので
お友達にチョット見せたら、褒められました。(^0^)v
その上、煽て上手なお友達は、「部屋の壁に飾るから、他にもあれば頂戴~」と。
木に登るタイプです。スイマセン・・・(笑)
せっせと、他にもないかと探してプリントしちゃいました。
スイマセン・・・・。でも、嬉しい。
という訳で、それがこっち。↓

友人にあげる前に、携帯で撮影。 ブログに書く魂胆が丸見えですが。(笑)
あっ!しまった・・・。「photo by baumkuchen」って、書けばよかった。
って、非売品です。(笑) 続きを読む