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Posted by 滋賀咲くブログ at

石畳の道~プラハの街角~

2013年04月29日

プラハはというより、ヨーロッパは石畳の道が多い。

アスファルトの道に慣れているバームクーヘンにとって
この石畳の道は、とても趣があって雰囲気があってレトロ感もあって
とても、いい感じに思える。

が、実際は踵の高い靴、ピンヒールは相当歩き辛い。
ペタンコの靴でも、ダイレクトに凸凹が伝わってきて、結構、疲れる。
車いすや足の不自由な方々にとっては、かなり辛いと想像できる。

それでも、石畳の道は変わらずにある。
そういう文化なのだと思う。
だから、車いすの方も足の不自由な方もそれを受け入れて生活しておられた。

バームクーヘンは、有難いことに健脚なのでこの石畳の道はとても素敵な道に思えた。

  

これは、ひとつの大きな石畳の道です。
両サイド(左右)の石畳と中央(車道部分)とで石の配列が違うのです。
ともすれば、通り過ぎてしまう所でしたが、バームクーヘンはとても目につき
思わず、シャッターを切りました。

変わってる~でも、全然、違和感がない。
むしろ、とっても素敵~~♪
あえて、左右の石の配列を変えデザイン性を出している所、にくいじゃないですか!
それにしても、誰がこんな風に作ったのでしょうか。
そして、明らかにアスファルトの道路よりも時間も労力もかかると思われる
この石畳の道を大事にしているヨーロッパの人々に敬服します。

そして、そんな石畳の道の中でもいい感じに撮れた「奇跡の一枚」(笑)が、これです。



ポストカード用紙に印刷すると、結構、雰囲気が出るんです!
ホンマイカイナ!

あっ非売品ですから! って、誰もいらんか・・・。



プラハの街は、とてもっゆっくりと穏やかに流れている感じがしました。
特に写真のような、路地っぽい所を歩いていると、それを感じました。
誰もセカセカしてないし、動きも何となくゆっくりで穏やかな感じです。

そこに住む人は当たり前の景色でも、日本からやってきたバームクーヘンは
どれもが絵になるような景色で、立ち止まっては写真、立ち止まっては写真。
そりゃ、600枚も撮る訳だ。

どこまでも続く石畳の道・・・・
足は疲れたけれどもっともっと歩いてみたい・・・・そんな街です。  続きを読む


Posted by バームク-ヘン at 18:31Comments(0)ウィーン&プラハ

念願のカレル橋へ~番行きたかった場所~

2013年04月27日

ウィーンとプラハを旅すると決めた時、どこよりも一番に行きたいと思っていた場所は
チェコのプラハにある、カレル橋という所。

そこは家宝である小説『プラハの春』を読んで初めて知った場所です。
もし、この小説を読むことがなければ、
チェコにカレル橋があることも、プラハという街に興味を持つことも、なかったような気がします。

この本を読んだ時は、元同僚と出会う前で別の会社で働いていました。
まさかその後、新たな会社で元同僚と出会い一緒に仕事をし
彼女がプラハへ移住し、そして私が訪れることになるなんて・・・
想像できるはずが、ありません・・・・。

人生における出来事は、すべて繋がっているのでしょうか・・・・・?

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小説『プラハの春』の中で、主人公の若き外交官が
彼の愛するカテリーナの一人娘シルビアとカレル橋を歩くシーンがあります。
そのシーンに登場するのが、カレル橋の30ある彫像の中の「聖ザビエル像」の前。

その実物を、この目で見て、そして写真も。

 

なんてこのない、他の像より特に目立つ訳ではありません。
が、やはり感慨深い・・・のでした。(*^_^*)

カレル橋はプラハの観光地の代名詞で、オンシーズンになると歩けない程の人になるそうです。
もちろん、世界遺産です。
バームクーヘンが行った4月の半ばは、オンシーズンの一歩手前だったお蔭で
歩けない程の人混みはなく、30ある彫像のすべてを写真におさめることができました。



と、思っていたのに写真をチェックすると、どうしてもひとつ足りない・・・。
ミスったようです、ひとつだけ撮り忘れあり。(無念)
この無念を晴らすべく、いつか、また、カレル橋へ・・・。
これで、再度、行く理由ができました。(笑)


想像していたカレル橋は、もっと幅があって長いと思っていたのですが
実際は、とてもこじんまりとしてゆっくり歩いても7,8分もあれば渡れる程でした。
その間に、ほぼ等間隔の左右に、彫像が30あります。

それぞれに名前と意味がありますが、そこまでは勉強しておりません。
とにかく、カレル橋を渡りブルタバ川を眺めたかったのです。



まぁ、京都で言う四条大橋的な感じでしょうか。
市民の為の橋であり、鴨川を眺める絶好なポイントであり・・・・。
五条大橋にある牛若丸と弁慶の像が30ある・・・みたいな?(違う?笑)
それでも、歴史と趣と川の大きさは負けてます。世界遺産指定という所も。

そんなカレル橋は、やはり観光地なので色々なお店や音楽を奏でる人が沢山。
中でも、彼はカレル橋ではチョット有名人なのだとか。(プラハ在住元同僚曰く)

彼が持っている機械をクルクル回すと、とても軽快でレトロな音楽が流れてきます。
カーネルサンダースかと思いました。ぷぷ。


↑この楽団はもちろん、チップを入れるBOXもありますが、CDも発売中。
なかなか、いい雰囲気だしてました。


オンシーズンは、歩けない程の人ですが、真冬は、ほぼ、無人になるそうです。
寒さ厳しいチェコは、真冬はマイナス10度は当たり前で、
プラハ在住3年目の元同僚は、最高でマイナス17度を経験したそう・・・。
その時は、吐く息が髪について凍る・・という
まつ毛が凍るという・・・鼻水が凍るという・・・経験ありません。

そんな真冬のカレル橋を撮影した写真を売っている男性がいました。
他にも色々な写真があったのだけど、真冬のカレル橋の写真に一番、魅かれました。

彫像が雪と氷で固まっている感じ。(もともと動かないのだけど)
痛い程の寒さが、その彫像に霜柱が付き
生きていないのに寒そうな顔に見える彫像の表情が
とてもリアルに伝わってきて、より一層、プラハの寒さを感じさせました。

プロのカメラマンだというそのお店の彼と少しだけ、話しました。
素敵な写真だったけど、チョットお高いのと大きすぎ・・・・。
部屋に飾るには、チョット寒々しいので買いませんでした。(苦笑)

でも、これを撮影した時の体感温度は、きっとマイナス25度くらいのはず。
だって、ブルタバ川からの風を受けるカレル橋の上はきっと、気温以上に寒かったはずです。



NHKの「名曲アルバム」でよく流れていたスメタナ作曲の
「我が祖国 モルダウ(ブルタバ)」という曲をご存じでしょうか。
題名と作曲家を聞いてもわからなくても、その曲を聴けばきっと
「あ~~~知っている!」と思うと思います。

その優しく穏やかな旋律は、私がプラハで一番行きたかったカレル橋から見る
ブルタバ川の流れと、全く同じでした・・・・。

http://www.youtube.com/watch?v=xihiNhEqt6Y&feature=player_embedded
You Tube サイトより。


穏やかに流れるブルタバ川は、社会主義国としての悲しい歴史を静観し
多くの人々の生死や戦いを受け止めてきました。
そして今も、あの時と変わらず、黙々と同じように流れています。


小説『ブラハの春』の冒頭に、こんな一文があります。

(1968年に起きた「プラハの春」民主化運動に対抗して、
ワルシャワ条約軍がプラハを席巻し、その事を外交官が、日本へ報告した際の文)

「静かな美しいプラハの市街は、一夜にして
硝煙と戦車の走る轟音と学生のシュプレヒコールに包まれてしまった。
いつも微笑みを忘れなかったドゥプチェクはどこへ行ったのか。
チェコスロバキアは自らの統制力を失った。
変わらないのは、ブルタバの静かな流れのみである。」
  


Posted by バームク-ヘン at 21:26Comments(0)ウィーン&プラハ

ポストカードな風景

2013年04月26日

旅をすると必ずと言っていいほど、ポストカードを買います。
「お土産は何がいい?」と聞かれると、「ポストカードがいい」と言います。
何故か、ポストカードはとても好きです。

旅をすると、もちろん写真は沢山撮りますが、やはり素人写真では
なかなか臨場感も迫力も、うまく撮れないものです。

そんなバームクーヘンの撮影技術では、うまく撮れない風景や建物も
プロのカメラマンが撮影したポストカードを買って帰って
それをアルバム中に紛れ込ませれば、自分の写真もグレードアップ!
えっ違う?でも、いい思い出にはなります・・・・。

他にも旅の報告がてら、友人にハガキを送ったり
メッセージカードとして利用したりもできるので
写真や画などのポストカードは必ずget !が信条です。

今回のウィーンとプラハの旅でも、もちろんgetしました。
自分で撮影した写真にプラスすれば、迫力倍増間違いなし!


↑これらの一部は、アルバムに貼る予定です。

今回は、チョット頑張ってアルバムとphoto bookを作ろうと思っています。
撮影枚数は600枚を超えているので、整理しながら写真を選んでいくので
出来上がりまでには、まだまだ時間がかかりそうですが。

まぁ、期限はないので・・ぼちぼちやっていくつもりです。


今回の600枚の写真の中には、奇跡のような写真も何枚か撮れました。(笑)
「奇跡」とは、オーバーに聞こえるかもしれませんが
数を打ったので偶然にもポストカードっぽい写真が撮れました、ってこと。(と、自画自賛)

それを「奇跡のような写真」と呼ぶことにしました。(笑)

これは、ヨーロッパの石畳の道や日本にはない外観の建物や青空や太陽が、
とてもいい感じに作用し、そしてポストカードな風景になってくれたのです。

写真を整理しながら、600枚余りの写真達を見ていて、
自宅にあるポストカード用紙で印刷してみたら
意外にいい感じ(←自画自賛)だったので
お友達にチョット見せたら、褒められました。(^0^)v
その上、煽て上手なお友達は、「部屋の壁に飾るから、他にもあれば頂戴~」と。

木に登るタイプです。スイマセン・・・(笑)
せっせと、他にもないかと探してプリントしちゃいました。
スイマセン・・・・。でも、嬉しい。

という訳で、それがこっち。↓



友人にあげる前に、携帯で撮影。 ブログに書く魂胆が丸見えですが。(笑)

あっ!しまった・・・。「photo by baumkuchen」って、書けばよかった。
って、非売品です。(笑)  続きを読む


Posted by バームク-ヘン at 20:11Comments(2)ウィーン&プラハ

最大の山場!〜ウィーンからプラハへ〜

2013年04月25日

これまで何度か海を渡った経験がありますが、
その中でプライベートな旅行については、いつもツアーに参加し
添乗員がいるものを選んでいました。
その方が安心だし、コンパクトに効率的に観光地も巡れるし
食事の心配や、チェックインなどの手間も省けるので。

一方でそういうツアーには、原則として団体行動が基本なので
あまり自由行動は望めません。
その方がいい人もいるけれど、いつもいつもだと段々と疲れてくることも。

そういう疲れを感じていたのと、海外旅行に多少なりとも慣れてきたのと
現地(プラハ)に知人がいたのと・・という理由から
今回の旅行は、フリープランの添乗員なしのものを選びました。
つまり、航空券とホテルと現地空港とホテルの送迎だけど予約し
それ以外は、すべて自分でせねばなりません。
一応、「ツアー」であるのでリンコンファームをする必要がないのだけが助かる。
(「リンコンファーム」については、検索エンジンで調べてね。)

そんな訳で、出発前には色々とリサーチを重ねました。
そのリサーチの時間を一番多く割いたのが、
ウィーンからプラハへの列車移動について。

まずは、ウィーンから出発するにあたって発車する駅の場所を確認
その駅に行くまでどれくらいかかるか
どういう手段で駅まで行くのか
予約した列車に、ちゃんと乗れるのか
駅の利用方法はどんな風か
などなど・・・・色々なサイトやブログを読んでリサーチしました。

お蔭でだいたい調べた通りでほとんどトラブルもなく、駅まで到着できました。

その駅が、ここ


調べていた通り、改札なし。
駅員さんなし。
朝早い(7:30AM頃)日曜日だったので、人影もなし。(笑)


Wien Meidling Station

ここから、プラハやブタペストなどへ列車で行くことができます。
一応、なんかその・・・他の国に行くわけだし・・・
もう少し大きくて、人も一杯で、混雑してて・・・と想像していたけど
明らかに京都駅よりも小さくて、人も少なくて、
えっ?ここでいいのホンマに?って感じでした。



実際、駅までタクシーっで行って着いた時、「本当にここ?」って言ってしまった・・・・(笑)。


けれど正真正銘、ここから私が乗る列車が出ることを案内板で確認しました。



発車まで、30分以上あるので余裕だな・・・・。おっ!あんな所にイケメン車掌さん!



「8:24AM発のプラハ行きの列車は、何時頃、ホームに来ますか?」
「8:15AM位に着くよ〜」という会話をし、余裕だな・・・・。

と、思っていたけれど、一向に電車は来ない・・・
時刻は8:12AM。
そこへ、列車がホームに入ってきた〜!!

が、ドアが開かない・・・。窓から中を見ても真っ暗。
この列車じゃないのか・・・。
が、待てよ。もう時刻は8:13AMだぞ。列車は8:24AM発だぞ。

駅にはアナウンスが時々流れていたのですが、何せ、ドイツ語。
そして英語でも言っていたかもしれないけれど、アクセントがドイツ語訛り?
聞き取れないのだ・・・。

右往左往していたら、遥かむこうの方の車両で電車を乗り降りする人発見!!
そしたら、向こうから列車を指さしながら「プラハ〜」と叫んでいるではないか!!

もう、そこからダッシュ!ダッシュ!!
重いスーツケースを引きずりながら、ダッシュ!!!!
やっとこさ、車掌さんのいる「ドアが開いている車両」に到着。
「はぁはぁ」言いながら、「プラハ行き?」と聞くと「そうだよ」と。
向こうの開かないドアはどうなってんねん!というクレームも言えず・・・(苦笑)
「あと8分あるから、落ち着け」って、言われてしまいました。ぷぷ・・・。



今回の旅の最大の山場を突破しました。
これに乗れさえすれば、もう後は、自動的にプラハへ行けるはず!!

列車は、これもリサーチ通り個室形式になっていました。
大きなスーツケースも一緒に、個室の中に置けます!いいぞいいぞ!!


ここが、通路


この左手がすべて個室

が!!またまた問題、勃発!!一難去ってまた一難。

予約しておいた座席に、黒髪のバックパッカーみたいな女子が座ってる。
はっ?あんた誰??

以後、その会話。
B:「ここ、私の席なんだけど。(チケットを見せながら)貴方、予約してる?」
K:「(彼女のチケットを見せながら)予約してない」
K:「でも、席は6つもあるし、いいじゃない!空いてる所、座れば!」
B:「しゃないな〜もう・・・OK!」
(B:バームクーヘン K:黒髪女子)

まぁ、寛容なバームクーヘンが席を譲ってあげた訳です。f(^0^)v
だって、喧嘩しても仕方がないし、席もあまっている訳だし。
という訳で、仲良く(?)着席。

しかし、30分もしない内に彼女は、自分の大きなリュックを持って個室を出ていきました。
「バ〜イ!」と言って・・・・WHY? ま、いいか。(^0^)v

これで、広々〜〜♪

4時間半程の列車の旅は、こんな車窓の景色を楽しみました。





ところで、例の黒髪女子が突然、個室から離れた理由がわかりました。
彼女が出ていってすぐ、車掌さんがチケットのチェックにきました。
きっと、予約していなかった彼女は座ってはいけなかったのでしょう。
ま、日本でもよくある話です、新幹線とかで。


オーストリアからプラハへ入っても、パスポートのチェックはなく
その代わり、オーストリア圏内で一度、プラハに入ってから一度、
チケットのチェックがありました。
当然なのかもしれないけれど、プラハに入った直後に車掌さんも交代。
日本からすれば京都から滋賀に入ったような感覚ですが、国が変わりました。
だから、車掌さんもオーストリア人からチェコ人へ。

とても不思議な感じ。

そんなこんなで、一瞬うとうとする瞬間があった以外は、ずっと車窓を眺め
その間に、隣の個室の可愛い姉弟に日本のキャンディーをあげ
姉弟が降りた後に乗り込んできた6人組の若者達が皆、
でっかい口をあけた寝ていた姿に大爆笑し
瞬く間に、プラハに到着しました。


プラハはちょっと曇り空。



この旅の、最大の山場はこうして過ぎました。  


Posted by バームク-ヘン at 21:34Comments(2)ウィーン&プラハ

トラムに乗れない理由~ウィーンで迷子~

2013年04月24日

ウィーンのガイドブックを読んでいると、
「地下鉄やトラムはとても便利な乗り物なので、是非、利用して観光地へ」
と書いてあります。

トラムとは、所謂、路面電車のこと。


これは、最新型のトラムだけど中にはとても古めかしい感じのもありました。
このトラムは、確かにウィーンの街をぐるぐる走っていて、
観光客も住民も、大いに利用価値があることはとてもよくわかりました。

地下鉄はチョット怖いけど、トラムなら乗れるかも~と思い、
日本にいる間に、乗り方や切符の買い方などリサーチしておいたバームクーヘン・・・
そのリサーチの中に、「トラムの切符を車内で買う時は、小銭が必要です。」

この「小銭」で、バームクーヘンのトラムに乗れない事件が勃発するとは
その時は想像もしていませんでした・・。

----------------------------------------------------------------------
ウィーンの街は、小さな路地のような細い石畳の道が沢山あって
チョット路地を入っていくと、とても可愛いお店があったり
可愛い建物が見られたりして、ついつい足が向いてしまいます。

 

そんな路地に魅かれて、グングン中に入ってお店などを物色してたら
一体、自分がどこから来たのかわからなくなってしまったのです。
持っていた地図をみても、通りの名前もドイツ語で全然わからないし・・・・
とにかく、人の多そうな場所へ場所へ歩いていきました。

そしたら、急に路地から道が開けて目の前に大きな建物が!!



これ!ガイドブックで見た建物かも??!!

途方に暮れつつ、ガイドブックと地図を眺めているバームクーヘンの前に
金髪で颯爽と自転車にまたがるお姉さんが近づいてきたので、思わず聞いてみた!

B:「あの~ここはどこですか?」(もちろん、一応、なんちゃってEnglishで。)
K:「あ~ここは市庁舎の前のここですよ」と私の持っていた地図を見ながら教えてくれました。
B:「あの~このホテルまで帰りたいのですが・・どうやって?」(なんちゃってEnglish)
K:「トラムに乗れば、すぐよ!歩いたら30分から40分かかってしんどいよ~。
  トラムの1番か2番の※●■▲※〇▽×※っていう駅で降りてね」
(B:はバームクーヘン K:は金髪お姉さん)

よ~し!トラムに乗るぞ~p(^0^)q と思ったその直後・・・・小銭がない。 ><;;
ホテルでチップを渡した時に、使ってしまった・・・。

手には、雑貨屋さんで買ったものとミネラルウォーター1リットル(重)
30分か40分・・・歩かねばならないのか?????


いやいや旅の恥はかき捨て!というではないか。
バームクーヘンは同じようにトラムを待つチョットだけ年配のお洒落なサングラスの婦人に
声をかけた。

B:「あの~、トラムに乗りたいのだけど、小銭がなくて・・・・」
S:「こんな切符、持ってないの?」と自分の財布から回数券のようなものを見せてくれる。
B:「持ってません。小銭が必要なんです。」(と言いながら5ユーロ紙幣を出す)
そしたら、そのサングラスの女性は、自分の小銭入れから1ユーロを5枚出して
両替してくれました!
(B:バームクーヘン S:はサングラス婦人)

わ~い (^0^)/ これで、トラムに乗れる~!!

「ありがとう!」
と、言っていると1番のトラムがやってきました。
すると、そのサングラス婦人も1番のトラムに乗るとのこと。
ラッキー!切符の買い方も教えてもらおう!!

切符は、2ユーロだとガイドブックに書いてあったので2ユーロを入れる。
けれど、切符が出てこない~WHY??
サングラス婦人が同じことをしても、出ない。WHY??
サングラス婦人と運転手が何やら会話。(ドイツ語なので、全くわからず)

そして、サングラス婦人はまた、自分の小銭入れから小銭を出し
そして、私の2ユーロも入れて、無事、切符が出てきました。

ありがとう~~!!

でも、WHY?
という理由を聞く前に、サングラス婦人はたった一駅(次の駅)で降車。

さて・・・困った。トラムにも乗れたし、切符も買えたけど、どこで降りたらいいの?
先の金髪女子が教えてくれた「※●■▲※〇▽×※」っていう駅・・・どこ?(笑)

そしたら、またしても親切なおばあ様に遭遇。
たまたま隣の席に座っていらした赤のコートを着た上品なおばあ様が
流暢な英語で、私が泊まるホテルから一番近い場所の駅を教えて下さった上に、
その駅に着く前に、きちんと「教えてあげるから安心していいわよ」と。

有難い・・・。

こうして無事に、バームクーヘンはトラムに乗り、切符を買い、降りる駅を教えてもらいました。
この3人のオーストリア人女性がいなければ・・・本当に世話になりました。

特にサングラス婦人なんてとてもクールだったけれど、親切でした。
だって、2ユーロ入れても切符が買えず、彼女がさらに小銭を追加して買ってくれていたのです。
切符を見たら・・・2.2ユーロ。 値上がりしてました。(ガイドブックの情報は古かった)


それを私には何も言わず、そして颯爽と去っていきました。


名前も知らない、もう会うこともない一期一会の出会いでした。
これが、旅の楽しみのひとつ・・・人との出会いです。

こういう経験をする度に、日本へ来た観光客の方々が困っている時は
なるべくお手伝いをしたいな・・・と思うようになりました。

本当、見知らぬ土地での人との触れ合いは有難いものです。  続きを読む


Posted by バームク-ヘン at 21:38Comments(0)ウィーン&プラハ