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Posted by 滋賀咲くブログ at

神聖なちから

2013年09月21日

台風18号は、近畿地方を直撃こそしなかったものの、
その風雨は、直撃のそれと変わりなくいえ、むしろ酷く
京都や滋賀にもかなり被害をもたらしました。

その台風が過ぎると、朝晩の空気が一気に冷たくなり
季節がまた、一歩秋へと進みました。


一昨日の中秋の名月は、去年に引き続き満月となりました。
月は、下弦、上弦、三日月、半月、満月・・・・・
どれを見てもその美しさは、それぞれありますが
澄んだ空気の夜空に光る中秋の月は、殊更美しく感じました。


先日、ちょっとしたお供でとある神社でお祓いを受ける付き添いをしました。
本殿に入り、神聖な神主さんの御言葉を聞いていると
何だか、心も体も浄化されていくような気分になりました。

二礼二拍一礼
はっきりと知らずにしていたお参りも、きちんと理解してできるようになりました。


台風の風雨
暗い夜空に光る月
神主さんの御言葉とお祓い

そのどれにも、神聖なちからというか
人間の英知では及ばない、「神様」みたいなもののちからが存在しているような
そんな気がします。

台風の被害に合われた方々には心からお見舞い申し上げます。
でも、何故、そういうことが起きるのか・・・・
それは、人間のちからではどうしようもないのです。

どうして、あんなに煌々と光る月が見えるのでしょうか。
誰も何もしていないのに。

神主さんの言葉を、とうとうと聞いていると何故、心身が安らぐのでしょうか。
薬を飲んでも寝ていても、安らがなかったのに。



昔から先人達は様々なものの中に「神」がいる、と信じてきました。

立派な木や滝や海の岩にさえも、社を作り、しめ縄を飾り、
神として畏敬してきたように思います。

天災や自然の美しさや神社仏閣は、私達の身近にあり
そしてそれは神へ通じている・・・・・。
別段、何があった訳ではないけれど、それらが身近に繋がっているのを
実感として感じるのです。

何故だろう・・・?何故、そんな風に感じたのだろう??



この本に出会ったせいかもしれません。



作者 佐藤愛子さんは、存命で現在89歳。
50歳過ぎから北海道に購入した「夏の家」に始まった心霊現象に約30年に渡り悩まされ、
東京の自宅でも現象は起こり、様々な霊能者や祈祷師などと共に
その現象と戦い、その中で得た『事』が彼女の「遺言」として綴られています。

美輪明宏さんや江原啓之さんが実名で登場し、
それ以外にも実名で祈祷師や様々な分野の人々が
この現象に立ち向かう作者を助けています。



これまで、お盆やお彼岸にお寺にお墓参りをして
初詣に神社に行き、教会で結婚式をあげる
日本人の広い心に、多少なりとも違和感を感じていた私は
この本を読んで、少し気持ち変わりました。

特に何か特定の神様や宗教に傾倒し、そこにつかえる・・・・というのではなく
人間というのは、ちっぽけで未熟でだからこそ懸命に生き
そして、周りにあるものへの感謝の気持ちを忘れてはいけないんだ
ということを感じた、とでもいいましょうか。

「どこかで神様が見てくださっている」という気持ちを持つ・・・
ということに繋がるような・・・・そんな気持ちにさせてくれたのです。


だから、自然の中や身近な生活の中に、それらが存在しているのかもしれない・・と。



この本は、お勧めです。
少々、怖い現象におののきますがそれも現実に起こっているのだと考えると
人間の英知などたかが、知れています。

目にみえないものや、科学では証明できないことが、やはりあるのだと思えます。

ちゃんと、生きねば・・・と思えます。



佐藤愛子さんの遺したい事が伝わりました。  


Posted by バームク-ヘン at 16:19Comments(2)ひとりごと

毎日、イロイロ

2013年09月12日

7年後、東京で56年ぶりにオリンピックが開催される事になりました。

7年後の私・・・・、さてどんな風にしているでしょうか。


東日本大震災から、2年半が経ちました。
今も行方不明者の捜索は続いています。
仮設住宅暮らしも続いています。
福島第一原発の廃炉作業が、順調に進んでいるのか、
不安になるニュースが、毎日のように聞こえてきます。

オリンピック招致のプレゼンテーションで安部首相が
「Fukushima is contloled. 福島は、コントロールされている。」
と、安全性を強調していたのを聞いて、少し複雑な気持ちでした。

7年後、被災地で暮らすまた全国にいる被災者達は、どんな生活をしているでしょう。



12年前、夜のニュースで見たあの映像・・・・
N.Y.にある世界貿易センタービルに突っ込んで行った飛行機を
煙のようなもの凄い埃と共に崩れていく世界貿易センタービルを
今も、はっきりと覚えています。
12年経てもまだ身元不明者は、沢山おられるそうです。


毎日毎日、イロイロな事があります。

いえ、全く変化のない単調な毎日もあります。

夏が来て、暑いよ~
秋が来て、涼しくなった
冬が来て、寒いから早く春になれ~
春が来て、花粉がぁ~嫌だぁ
と、有り難くこの先も言えるように・・・・
イロイロあっても単調でも、毎日を無事に暮らしていける事に、感謝します。


「明日は、当然やってくる。」
2年半前も12年前も、誰もがそう思っていたはずです。

今日が無事に終わり、明日の朝、太陽を見たら感謝すること。

そういう風に積み重ねていけば、
7年後の東京オリンピックをきっと私は見られる、と思います。

それをどこで、誰と、どんな風に見ているでしょう。

そして、その時もちゃんと当たり前にやってくる毎日に感謝している自分であれるように。
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Posted by バームク-ヘン at 20:40Comments(2)ひとりごと

今と昔

2013年09月06日

今日のNHKのニュースで
『NTT docomoが、i phoneを販売することになった。・・・・・・・・』
このニュースを聞いて・・・・

「全く、ニュースの内容の意味がわからん。( ̄^ ̄)
まるで、江戸時代に取り残された感じや。」と、父。
「このニュースに関しては・・・・別に
意味を理解できなくてもいいんじゃないかな。」と、私。

しかし、今と昔・・・・
どのくらい前を昔と考えるのか、難しいけれど
父が『江戸時代』と感じる気持ち、私でさえも感じます。


あと1週間で夏休みも終わる頃、
三重県四日市市で中学3年生の女の子が被害者となる殺人事件がありました。
夜の11時前に被害者のスマートフォンでのSNSの履歴が残っていた為
事件に遇った時刻が特定されたそうだ。

昔では、考えられない特定理由。

バームクーヘンが中学3年の頃は、
『10時になったら寝なさい』でした。
花火大会やお祭りでも、大人と一緒でした。
夜遅くに一人で帰宅なんて、あり得ませんでした。

これは、昔の話?
今は、あり得ない?

被害者の女の子、もしかしたらこんな事件に遭わずにすんだかもしれない。
大人が、一緒なら。
もっと、早い時間なら。

時代の流れ
最先端
環境や持ち物

今と昔では、あまりにも多くのものが違うけれど
父のように『江戸時代』にいる気分になっても、
そっちの方がいいんじゃないの?
そう、思うことがとても多い。

そりゃあ、電気も電話も有難いものだし便利に使わせてもらっているけれど、
それが、なかった時代にも人は生きていたし、生きていけるはず。
それよりも、それがなくなったら生きていけなくなるような
大事なもの、気持ち、関係・・・・そういうもの、忘れないようにしなくては。

その為には、
何をする?
何を大切にする?
何をよりどころにする?



被害者の女の子のご冥福を祈り、犯人が捕まりますように。  続きを読む


Posted by バームク-ヘン at 20:42Comments(0)ひとりごと